根拠なき期待で自滅する人々

生きていると色んな人に出会いますよね。
でね、そんな時に皆さん相手の事をどんな風に見てますか?
相手の事をよく知りもしないのに、勝手にポジティブにその人の事を見ていませんか?
図式化するとこんな感じ

両目でポジティブ。
もう全力でポジティブ。
相手の事をよく知りもしないのに、勝手に自分都合でポジティブにその人の事を捉えちゃう。
そんな人がよく言うのが
「今日、すごい人に出会って」
とか
「これからはあの人に頼めば大丈夫だ」
とか言っちゃうわけなんですが。
そもそも、ホンマにその人があなたのチカラになれるか(もしくはなってくれるのか)なんてそのタイミングでは判断つかんわけで。
期待された方は何も変わらずに日常を過ごしていくわけですが、期待している側は「勝手に」自分に何かしてくれないかをずっと待っているわけです。
ポジ:ポジで初対面の人を判断する事で、実は知らない間にその人に勝手に期待してその瞬間に依存の構図が生まれてしまいますね。
若い頃に、異性の事をよく知らずに勝手に妄想膨らませて好きになっちゃった事ないですか?そして、深く相手を知って幻滅したり、嫌いになっちゃった事ないですか?
でもそれって、相手の人が悪いんでしょうか?こっちがよく知らない間に自己都合で足りない情報をポジティブ補完して、それが間違っていたことに気づいた時に、相手を責める。
結果、相手は出会った頃から何も変わっていないのに。
こっちが冷静に相手を見て、こっちの見方が変わっただけなのに。
こんな風に言っちゃうんですね。
「裏切られた」
「大したことなかった」
と。
そして相手を責め立て、周囲に自分がさも被害者であるような素振りを見せ、いつの間にかひとりぼっちに。
勝手に期待して、勝手に裏切られて、勝手に自滅する。
そんな人、周りにいませんか?
じゃあネガ:ネガで見ればいいのか?

いやいや。そんな極端になる必要はなくって。
出会う人出会う人を疑心暗鬼で見ていたらきっとアナタのココロはやさぐれて、誰からもポジティブに見てもらえなくなるでしょう。
大切なのはバランスなんです。
一方の目でリアルに見る。
もう一方の目で、ポジティブ/ネガティブに見る。
つまり
リアル:ポジ

リアル:ネガ

こうすれば、過度の期待をせずに出会った人と有機的な関係性を構築できるんではないでしょうか?
リア:ポジ
リア:ネガ
どっちでもいいんです。それはあなたの価値観で決めればいいんじゃないでしょうか。
ちなみにモンテキーヨはリア:ポジ派です。
その方が楽しいですからね。